動画コンテンツを扱いたい場合に使いたいレンタルサーバーを紹介します。
レンタルサーバーで動画を扱いたい場合の選ぶポイント
動画のアップロードや配信をレンタルサーバーで行いたいといった場合に重要なポイントとなるのは、「転送量」と「ディスク容量」になります。
通常のテキストや画像で構成されたサイトの場合、それほど気にしなくても良いことですが、動画のアップロードや配信をしたいとなると、かなりの容量を食うことになり、それに伴い転送量にも強く影響を与えることになります。
容量が少なければアップロードできる動画の数も限られてしまいますし、転送量をオーバーしてしまうと、サーバー会社から警告が来たり、最悪の場合サーバーダウンやサーバーの利用を停止されてしまう可能性もあります。
そのため、「転送量」や「ディスク容量」に余裕のあるレンタルサーバーを選ぶことが重要です。
動画を扱うのに向いているレンタルサーバー
転送量無制限の「ABLENET」
共用サーバーの中で最も転送量に余裕のあるサーバーだと定評なのが、ABLENETです。
転送量無制限を最大のアピールポイントとしており、月間10TB(テラバイト)以上の転送量でも問題無くサイト運営ができる実績を長年残しています。
過去に50TBを超えたユーザーもいたようですが、問題無かったそうです。
大量の動画をアップロードしたい方は、ぜひとも検討したいレンタルサーバーです。
転送量の大きさが定評「さくらのレンタルサーバ」
レンタルサーバーの老舗、さくらインターネットが提供するさくらのレンタルサーバは、転送量の大きさに定評があります。
一番安い格安プランでも「40GB/日」、その上位プランである一番人気のスタンダードプランで「80GB/日」と、価格が安いにも関わらず、転送量高めの設定となっています。
プランが上がっていくにつれ、「120GB/日」「160GB/日」「200GB/日」と、転送量が高くなっていきます。
安心感が欲しい、コストを抑えたいといった場合におすすめです。
ビジネス利用におすすめ「KAGOYA」
KAGOYA(カゴヤ)は高稼働率を誇る安定性と、サポートが充実しているので、ビジネス利用におすすめです。
転送量は、1日120GB~200GBと業界トップクラスを誇りますので、動画コンテンツの運営にも向いています。
また、KAGOYAの専用サーバーは低価格で高品質なので、専用サーバーの利用を検討してみるのもアリだと思います。
高速・高機能・高安定性「エックスサーバー」
エックスサーバーは高速で多機能、且つ安定性に優れたレンタルサーバーです。
232Gbpsのバックボーンでかなりの転送速度を誇り、ディスク容量が200G、転送量が月2,000G、メモリ192Gと、同価格帯のサーバーの中ではなかなか見られないハイスペックなサーバーとなっています。
動画コンテンツの運営にも十分耐えられるでしょう。
また、自動バックアップ機能が付いているので、万が一の時も安心です。
格安でも転送量に余裕あり「ロリポップ!」
ロリポップ!と言えば、格安レンタルサーバーとして有名ですが、格安でも転送量に余裕があります。
月額100円~使える最安プランでも「1日40GB」利用可能であり、それからプランが上がるごとに「1日80GB」「1日100GB」と転送量上限が高くなり、最上位プランでは転送量無制限となります。
動画コンテンツを運営したい!けれどコスパも重視したい!といった方におすすめです。
とにかく大量に動画をアップロードしたいなら「ギガレンタルサーバー」
ギガレンタルサーバーは、ディスク容量を無制限に利用することができます。
しかも月額980円~という低価格で利用することが出来ます。
この料金設定で、ディスク容量無制限というのは他ではなかなかお目にかかれませんので、大量に動画をアップロードしたい方にはかなりおすすめです。
また、データベースやメールアドレス、転送量なども無制限となっています。
ストリーミング配信をしたいなら「heteml」
動画のストリーミング配信をしたいならheteml (ヘテムル)がおすすめです。
低価格で動画のストリーミングもできるレンタルサーバーというのは、なかなか無いのですが、hetemlでは、動画配信用のFlash Media Interactive Serverをプリインストールしており、動画のストリーミング配信を簡単に行うことが出来ます。
料金は月額1,500円程度とお手軽価格であり、容量は256GBと大容量となっています。