メールマガジンとは、メール購読者に対し定期的にメールで情報を届ける仕組みのことをいいます。
そんなメールマガジンの配信に向いているレンタルサーバーを紹介します。
メールマガジン配信向きなレンタルサーバー
コアサーバー
コアサーバーは費用対効果が高いサーバーであり、メール送受信数が多めに設定されているので、メールマガジンに向いているレンタルサーバーだと言えます。
一番安いプランでも、メール送受信が「5,000通/日」と設定されており、プランが上がるごとに「10,000通/日」「40,000通/日」と設定されています。
自由度が高いサーバーなので、ある程度知識のある中上級者の方に特におすすめです。
費用も安いのでぜひとも検討したいサーバーです。
エックスサーバー
エックスサーバーと言えば「高速・高機能・高安定性」の3拍子揃った、コストパフォーマンスに優れたサーバーですが、メール機能も非常に充実しています。
メール配信数は、「1,500通/時間、15,000通/日」となっています。
1時間に1,500通送ることが出来るので、購読者の数が1,500人前後であれば、メールマガジンとしての機能を十分発揮することができます。
非常にコスパの良いサーバーなので、「これからメルマガをやってみたい!」といった気軽にメール配信をしたい方におすすめです。
無限(MUGEN)サーバー
無限(MUGEN)サーバーは、その名の通りすべてが無制限に利用することができます。
月額480円(※年間12ヶ月契約をした場合)で、ディスク容量・マルチドメイン・データベース・メールアドレスなどすべて無制限に利用できます。
メール配信数についても、具体的な制限は無く、大量配信をしても耐えることのできるスペックを持っています。
エクストリム
格安料金でメール配信に利用できるサーバーをお探しの方は「エクストリム」がおすすめです。
一番安いプランでは月額94円~利用できるなど、かなり格安にもかかわらず、acmailrの簡単ダウンロード機能が付いており、その他基本的な機能は一通りそろっています。
メール配信数は、「300通/時間、3000通/日」となっています。
「お試し感覚でメール配信をやってみたい!」「少ない読者に対してメール配信をしたい!」といった方におすすめです。
共用レンタルサーバーでメルマガを行う「欠点」
メールマガジン配信におすすめのレンタルサーバーを紹介しましたが、共用レンタルサーバーでメルマガを行うには「欠点」があります。
一つは、共用のレンタルサーバーにはメールの配信制限があることです。
上限数を超えた場合、エラーとなってメールが届かないだけでなく、場合によってはエラーにすらならず、エラーになったことに気づかずメールが届かないこともあるようです。
もう一つの欠点は、共用レンタルサーバーの場合、他の利用者の影響を受けてしまう可能性があることです。
自分と同じレンタルサーバーを利用している他のユーザーが、スパム行為などを行うことで、そのレンタルサーバーのIPアドレスがブラックリストに載ってしまうことがあります。
レンタルサーバーのIPがブラックリストに載ってしまうと、そのレンタルサーバーから送信されるメールはすべてスパム認定されてしまうリスクがあります。
つまり、自分はスパム行為などを行っていなくても、自分のメールまでスパム(迷惑メール)認定されてしまって、メールが届かないといったことが起きてしまう可能性があるということです。
この欠点を打開するにはどうしたら?
解決策1:VPSまたは専用サーバーを利用する
まず、この欠点を解決するにはVPS(仮想専用サーバー)や専用サーバーを利用するといった方法があります。
これらは、自分一人にサーバー丸々一台(VPSの場合は仮想的に)を割り振られるので、メーリングソフトの選定や導入が自由にでき、配信数の制限も無いので自由にメール配信することができます。
また、自分一人にIPアドレスを割り振られることになるので、他のユーザーの影響を受けることがありません。
自分自身がスパム行為を行わない限りは、ブラックリストに登録されるといったリスクはありません。
ただし、これらにはメリットばかりではなく、デメリットもあります。
VPSの場合は、障害対応などのサーバー運用は全て自分で行わないといけないので、ある程度のサーバー知識が必要になってくることです。初心者は避けたほうがいいでしょう。
専用サーバーの場合は、自分で管理するものと、サーバー会社に管理を任せることができるもの、といった2種類がありますが、共用サーバーと比べると金額が非常に高額になってきます。
おすすめの専用・VPSサーバーは「KAGOYA(カゴヤ)」
専用・VPSサーバーでのおすすめは「KAGOYA(カゴヤ)」です。
多くの企業に利用されている法人・ビジネス用途向けのレンタルサーバーです。
専用サーバーなのでメール配信数の制限はありません。
空メールを送信するだけで会員登録ができるメールマガジン機能や、自動返信される受付メール機能など、無料で利用できる機能も優れています。
解決策2:メール配信サービスを利用する
メール配信サービスはメール配信を目的としたサービスなので、確実にメールを配信させるためのノウハウや技術が集約されています。
確実にメール配信させたいといった場合には、メール配信サービスを利用することをおすすめします。
様々な企業のメール配信サービスがありますが、中でもおすすめのものを厳選して紹介します。
める配くん
月額1780円~という低価で利用できるのにも関わらず、ユーザーの属性登録、属性別のユーザーに絞ってのメルマガ配信などの必要となる基本機能はすべて標準で備えており、多くの企業が利用する信頼性の高いサービスとなっています。
もちろん、ステップメールへの対応も可能ですし、できないことはほとんど無いと言っても過言ではないくらい多機能となっています。
また、安定性が高く、プライバシーマークを取得するなど、セキュリティ体制もしっかりとしています。
お名前.com メールマーケティング
GMOインターネットグループが提供する「メールマーケティング」は、初期導入費用0円で月額956円から利用できるメールマガジン配信サービスとなっています。
会員属性に応じたメール配信など、基本機能はもちろん、誤配信防止機能も搭載されているため、万が一のミスを防ぐことも出来るようになっています。
また、HTMLメールの作成がドラッグ&ドロップだけで自由自在に作成することができるので、HTMLなどのWEBの知識が無い方でも安心です。
さらに、GoogleAnalyticsと連携できるので、メール内のURLからどれほどのアクセスがあったか、成果があったかなどを測定することもできます。
オレンジメール
他社からの乗り換えなら「オレンジメール」がおすすめです。
安心の乗り換えサポートでメール配信システム変更の手間がほとんどかかりません。
また、オレンジメールへの乗り換え後、60日以内に売上がアップしなければ、1円も頂かないというのだから驚きです。
基本的な機能はもちろん、ステップメールやワンクリックでのクリック解析機能など売上アップ機能が充実しているので、他社を利用していたけど、売り上げがいまいちだった・・・といった方におすすめです。