ワードプレスを使いたい人向けのレンタルサーバーを紹介します。
ワードプレスを使う場合、どんなレンタルサーバーでも良いというわけではありません。
最低限チェックしたいポイントは以下に挙げたものになります。
ここをチェックするべき!
データベース(MySQL)は使えるか
ワードプレスを利用するためには、 データベース(MySQL)が必要になります。
格安プランなどでは、データベースが使えないこともあるので、注意が必要です。
基本的にはMySQL1つに対して、ワードプレスサイト1つ運営することになるので、ワードプレスサイトを5つ作りたいといった場合には、MySQLが5つ必要になってきます。
5GB以上の容量があるか
ワードプレスでサイトを運営するとなると、最低限5GB以上の容量は必要になってくるでしょう。
近年、レンタルサーバーの容量は大きくなってきているので、あまり5GBに満たないサーバーは見かけないかもしれませんが、激安サーバーを利用する場合など、一応念頭においておくようにしましょう。
マルチドメイン(独自ドメイン)が利用できるか
独自のオリジナルURLである独自ドメインのサイトを複数運営するためには、サーバーがマルチドメインに対応している必要があります。
せっかくレンタルサーバーを借りてサイトを運営するのであれば、専用のドメインを持ちたいところです。
また、1アカウントでサイトを複数運営したい場合も、マルチドメインに対応している必要があります。
ワードプレスの自動インストール機能はあるか
ワードプレスの自動インストール機能があると、クリック一つで簡単にインストールすることができます。
この機能がなくてもワードプレスは使用できますが、初心者にとっては難易度が高く、非常に面倒な作業となります。
必ずワードプレスの自動インストール機能があるかどうかをチェックしましょう。
スペックは十分か、快適に使えるか
格安を売りにしているサーバーは、実はスペックが悪い可能性もあります。
スペックが悪いと、せっかくワードプレスでサイトを作っても、快適にサイトを閲覧することができません。
最悪の場合、サーバーがダウンしてサイトが閲覧できないこともあり得ます。
以上が、ワードプレスを使ったサイトを運営したい場合の、レンタルサーバーを選ぶ際の最低限チェックしたいポイントです。
今回紹介するレンタルサーバーは、以上ポイントを踏まえたものを厳選して紹介しますので、ぜひレンタルサーバー選びの比較・検討にお役立てください。
ワードプレスを使いたい人向けのレンタルサーバー集
「WordPress最適化サーバー」
「WordPress最適化サーバー」とは、その名のとおりワードプレスに最適化されたサーバーです。
200Mbps専用回線などによって高速化を実現しています。
また、高アクセスにも耐えることができるのも特徴であり、100万PVにも耐えることができます。
多くのアクセスが集まるサーバーを運営する場合におすすめのサーバーです。
「エックスサーバー」
「エックスサーバー」は、高速・高機能・高安定性の3拍子揃った、コストパフォーマンスに優れたサーバーです。
料金が安いにも関わらず、容量が大きく、マルチドメイン無制限となっており、ワードプレスサイトを複数運営したい場合にも向いています。
サーバー速度も速く、安定しているので、サーバーが落ちるといった心配をする必要もありません。
サポート体制も充実しているので、コストパフォーマンス重視の方におすすめしたいサーバーです。
「wpXレンタルサーバー」
「wpXレンタルサーバー」は、上記で紹介したエックスサーバーの新しいサービスであり、SSD多重高速化を採用したワードプレス専用の超高速レンタルサーバーです。
「最新高性能サーバー」「独自の高速化システム」「232Gbpsの大容量バックボーン」といった3つの特徴を持っています。
また、ドメイン認証型SSLが無料であり、ワードプレスサイトを簡単にSSLを設定することができます。
エックスサーバーでは物足りなくなってきた方や、超高速で快適な動作環境のサーバーでワードプレスサイトを運営したい方におすすめです。
mixhost(ミックスホスト)
mixhostはクラウドサーバーの利点を採用したクラウド型レンタルサーバーです。
HTTP/3&QUIC完全対応のLiteSpeedを採用しており、超高速表示を実現!
また、データベース数・独自ドメイン数無制限だからワードプレスサイトを好きなだけ作れます。プランも自在に変更可能だから利便性も抜群!
アダルトサイトの運営も可能なので、アダルトサイト運営をしたい人にもおすすめです。
「ロリポップ!」
「ロリポップ」は格安で利用できるレンタルサーバーであり、独自技術によってワードプレスを安定・高速化できる環境を作り上げました。
アクセスの多い大規模サイトでも快適に運営できます。
サーバー稼働率99.99%の安定性を誇り、バックアップ機能も付いているので万が一の時も安心です。
管理画面が分かりやすく使いやすいので、初心者の方にもおすすめです。
「ヘテムル」
「ヘテムル」はクリエイター向けのレンタルサーバーであり、上記で紹介したロリポップの上位サーバーとも言えます。
ロリポップと比較すると、料金は若干高めではありますが、ワードプレスサイトに必要な、容量や転送量、MySQL、マルチドメインすべて十分に用意されています。
簡単インストールは、ワードプレスはもちろんのこと、CakePHP、FuelPHP、ZendFramework2等のフレームワークもボタン一つでインストールすることができます。
初心者でも問題なく利用できますが、どちらかと言うとヘテムルは上級者やクリエイター・開発者向けのサービスになります。
「さくらのレンタルサーバー」
月額費用ワンコインでワードプレスサイトを運営したいなら「さくらのレンタルサーバー」がおすすめです。
レンタルサーバー業界の老舗企業が運営しているので、信頼性と安定性は抜群です。
安い料金にもかかわらず容量が多く、マルチドメイン対応で、MySQLも複数利用できるので、ワードプレスサイトを複数運営したい初心者におすすめです。
「エックスサーバービジネス」
ビジネス用にワードプレスサイトを運営したい場合は、「エックスサーバービジネス」がおすすめです。
速度の速さを売りにしているサーバーであり、他のサーバーと比べてみてもその接続スピードは優れています。
マルチドメインやMySqlの数は無制限に設定されているのも嬉しいポイントです。
また、ビジネス向けを謳っているだけあり、抜群の安定性を誇ります。
常に正常な状態でサイトを公開できるので、ビジネス用として考えている方は、検討したいサーバーです。
「お名前.comサーバー」
「お名前.comサーバー」東証一部上場企業であるGMOが運営しているので、信頼性は抜群です。
お名前.comというと、ドメイン取得サービスとしてお馴染みですが、レンタルサーバーとしても人気を集めています。
料金が安く大容量なのが特徴であり、マルチドメイン無制限、MySQL30個と高機能となっています。
複数のワードプレスサイトの運営も問題ありません。
24時間365日の電話サポートが付いているのも特徴です。
「CPI」
アクセスの多い人気サイトや、企業サイトを運営している方はKDDIの「CPI」サーバーがおすすめです。
評判はかなり良く、MySQLが無制限に利用できるので、ワードプレスサイトを使った大規模サイトを複数運営することが可能です。
PostgreSQLも利用できるので、ECCUBEを使ったネットショップを運営したい方にもおすすめです。
テストサーバーも用意されているので、本番サーバーと同様の環境にしてテストを実施することができます。
テストサーバーでテストが完了したら、クリック一つで本番環境へ移すことができるので非常に便利です。
他のサーバーを使ってて物足りなくなってきた方や、ステップアップしたい方におすすめです。